ごあいさつ
- 会社概要
“子どもたちの心の糧となる本作り”
あかね書房は、1949年創立の児童書の専門出版社です。
「日本おとぎ文庫」を創刊以来、出版の基本姿勢として“パイオニア精神の尊重”を掲げ、創作文学、絵本、翻訳、科学、知識ものなど、幅広い分野にわたって、数多くの子どもの本を送り出してきました。国内外で高い評価を得ている「科学のアルバム」をはじめ、『ふらいぱんじいさん』 、「きつねの子シリーズ」、「ぴょこたんのあたまのたいそう」、「わかったさんのおかしシリーズ」、「ゆうたくんちのいばりいぬ」などは、いつの時代の子どもたちにも愛され親しまれるロングセラーとなっております。
一冊の本との出会いが、子どもたちの心に種をまき、瑞々しく豊かにたくましく成長させます。そして、その成長が、明るい未来を創造し、平和な社会を築きあげるものとなるでしょう。
私たちは、ひとりでも多くの子どもたちに、“心の成長の糧”となる本を届けられるよう、良書の出版、普及を展開し続けてまいります。
子どもたちの未来が笑顔で溢れていますように。
代表取締役社長 岡本光晴
沿革
- 会社概要
- 1949年
- 岡本陸人によりあかね書房創立。「日本おとぎ文庫」全3巻を創刊。以来、児童書を中心に出版活動を展開。
- 1955年
- 「少年少女日本文学選集」全30巻を刊行。文豪の名作を少年少女のため、はじめて現代かなづかい、当用漢字を使用した画期的な全集として圧倒的な反響を呼ぶ。
- 1960年
- 「少年少女世界ノンフィクション全集」全12巻を刊行。児童向けのノンフィクション全集のさきがけとなる。
- 1963年
- 「少年少女20世紀の記録」全40巻を刊行。類のない企画として広い層に迎えられ、ベストセラーとなる。
- 1965年
- 「日本の創作幼年童話」全25巻を刊行。
- 1970年
- 「科学のアルバム」全104巻の刊行開始。従来にない斬新な写真図鑑として、のちに2000万部を超える大ベストセラーとなる。
- 1976年
- 「寺村輝夫のとんち話・むかし話」全15巻(寺村輝夫・ヒサクニヒコ)を刊行。ベストセラーに。
- 1977年
- 「ぴょこたんのあたまのたいそうシリーズ」(このみひかる)を刊行。大人も子どもも楽しめるクイズの本として爆発的な人気を呼ぶ。
- 1982年
- 「おはなしりょうりきょうしつ」全10巻(寺村輝夫・岡本颯子)を刊行。ベストセラーに。
- 1984年
- 岡本雅晴が社長に就任。
- 1985年
- 『きいろいばけつ』(森山 京・土田義晴)を刊行。ベストセラーとなる。
- 1987年
- 「わかったさんのおかしシリーズ」全10巻(寺村輝夫・永井郁子)を刊行。ベストセラーに。
- 1988年
- 「ゆうたくんちのいばりいぬ」全11巻(きたやまようこ)を刊行。いばり犬のユニークな語り口でヒットする。
- 1996年
- 「神沢利子コレクション」全5巻が第18回路傍の石文学賞を受賞。
- 1999年
- 女優・中井貴惠さんの読み聞かせの会で、『つりばしゆらゆら』『あのこにあえた』『きいろいばけつ』(森山 京・土田義晴)が使われ、朝日新聞やラジオ等で取り上げられ、話題となる。
『ぼくの小鳥ちゃん』(江國香織)が第21回路傍の石文学賞を受賞 - 2001年
- 翌年の日韓共催ワールドカップを前に、世界同時発表の絵本『夢はワールドカップ』(ティム・ヴァイナー・川平慈英)を刊行。
- 2002年
- 『おれんじ屋のきぬ子さん』(河俣規世佳)が、第12回椋鳩十児童文学賞を受賞。
- 2007年
- 『牡丹さんの不思議な毎日』(柏葉幸子・ささめやゆき)が第54回産経児童出版文化賞・大賞を受賞。
『本朝奇談 天狗童子』(佐藤さとる・村上 豊)が第37回赤い鳥文学賞・第21回赤い鳥さし絵賞を受賞。 - 2008年
- 『ぼくらは「コウモリ穴」をぬけて』(広瀬寿子・ささめやゆき)が第55回産経児童出版文化賞・大賞を受賞。
- 2009年
- あかね書房60周年企画 「日本の昔話えほん」全10 巻(山下明生)を刊行。
- 2011年
- 「トリックアート図鑑」シリーズ(北岡明佳)を刊行。子どもから大人まで楽しめるシリーズとして、ベストセラーとなる。
『ソルハ』(帚木蓬生)が第60回小学館児童出版文化賞を受賞。 - 2013年
- 岡本光晴現社長が就任。
- 2014年
- 『ぼくのふとんは うみでできている』(ミロコマチコ)が第63回小学館児童出版文化賞を受賞。
- 2017年
- わかったさんシリーズ30周年記念「わかったさんとおかしをつくろう」(寺村輝夫・永井郁子)刊行。
- 2018年
- 「わかったさんとおかしをつくろう」(寺村輝夫・永井郁子)、第5回料理レシピ本大賞・絵本賞受賞。
『くいしんぼうのクジラ』(谷口智則)第9回ようちえん絵本大賞・特別賞。 - 2019年
- 『しんごうきピコり』(ザ・キャビンカンパニー)が第10回ようちえん絵本大賞を受賞。
『わたしといろんなねこ』(おくはらゆめ)が第68回小学館児童出版文化賞を受賞。 - 2022年
- 『ハタハタ』(高久至)が第69回産経児童出版文化賞 産経新聞社賞を受賞。
『人魚の夏』(嘉成晴香・まめふく)が第69回産経児童出版文化賞 フジテレビ賞受賞を受賞。 - 2023年
- 『がっこうにまにあわない』(ザ・キャビンカンパニー 作・絵)が第28回日本絵本賞受賞、第4回親子で読んでほしい絵本賞受賞。
『スクラッチ』(歌代 朔 作)がこども家庭庁こども家庭審議会推薦児童福祉文化財に決定。