単行本 (31)
竜の木の約束
“竜の木”の下で出会った不思議な少年。きみは、誰…!?
桂は、近所の川辺にある、枝が竜のように伸びた木の近くで本を読むのが好きだった。ある日そこで、不思議な少年に桂は出会う。クラスの優等生・麻琴にそっくりな顔をした少年は無遠慮な口をきき、桂をデートに誘う。とまどいながらも少年に惹かれてゆく桂。ところが優等生の麻琴からある秘密を打ち明けられた桂は…。スリリングな物語を追ううちに、自分が何者なのかを模索する主人公たちへの深い共感に満たされる、青春物語。
- 日本図書館協議会選定図書
- 定価
- 1,430円 (本体1,300円+税)
- 判型・頁数
- 四六判/191ページ
- ISBN
- 978-4-251-07301-3
- Cコード・NDC
- C8393/NDC913
- 初版
- 2010年10月
- 対象
- 小学校高学年から
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読者のこえ
- とてもおもしろかったです。みなさんぜひ読んでみてください。(15歳・男性・愛読者カードより)
- 「近づきすぎず、無視をせず、うちとけすぎず孤立しすぎず。適度の距離を保つこと。」読みだして、最初に響いた言葉でした。これからも期待してます。(64歳・女性・愛読者カードより)
- 私と同じくらいの年の女の子の心情が伝わってきて、友だちとは?と自分に問いかけてくるような、メッセージが感じられて、必要な存在であるとともに大切にしたいと感じました。(14歳・女性・愛読者カードより)
- 読書感想文でこの本を書かせてもらいました。 桂(けい)が麻琴に秘密を明かすところで、とても心を動かされました。 すごく面白いです!(りんご・12歳・女性)
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