
あかね・新えほんシリーズ (36)
天の町やなぎ通り
天の町はどこ?
亡き母へ書いた男の子の手紙は届くのでしょうか?
小さな郵便局に、さしだし人のない「天の町」宛の手紙がくるようになりました。そんな住所はありません。ある日、手紙に差し出し人の住所が書いてあります。局長さんは自転車に乗り、さがしあてた家で、小さな男の子に会いました。男の子は、天の町は、亡くなったお母さんが引っ越していった所だと言います。局長さんは、男の子の手紙を届ける約束をしました……。亡き母への手紙は届くのでしょうか。幻想的で切なくも美しい絵本。
- 日本図書館協議会選定図書
- 定価
- 1,650円 (本体1,500円+税)
- 判型・頁数
- A4変型判/32ページ
- ISBN
- 978-4-251-00956-2
- Cコード・NDC
- C8393/NDC913
- 初版
- 2007年12月
- 対象
- 小学校低学年から
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読者のこえ
- ちょっと不思議で切なくて。心にキュンときますが、読み終えるとホッとあたたかさが伝わります。本当に「よかったなぁ」。(女性・愛読者カードより)
- 黒井健さんの優しいイラストがストーリーに合っていてとても良かったです。“お母さん”も“お父さん”もイラストとして登場しなかったけれど、きっと温かい笑顔をしているんだろうなと感じました。(33歳・女性・愛読者カードより)
- 読み終わったあと、心があたたかくなりました。この子供のお父さんがどう思い子供に母親のことを伝えたのか、私はいい歳ですが、泣きそうになりました。子供に孫に大切にこの本を渡してやりたいです。素敵な作品をありがとうございました。(49歳・女性・愛読者カードより)
- 小学校の教科書で、この絵本の著者であるあまんきみこさんの作品を読んだことが何度かあったので、書店でこの本を見つけるなり、すぐに手にとりました。奥の方におしやられていたこの本を私が見つける事ができたのは、もしかしたら何かの因果の歯車か、運命の糸のしわざのようです。私は両親共に元気ですので、お母さんを亡くしたまさお君の気持ちは知りようがありませんが、「お母さんは天の町にひっこした」と言っているまさお君は、心からそれを信じてそう言っていました。きっとお母さんがいなくて、さびしいでしょうに。まさお君を、とても愛おしく思いました。とてもやさしくて、心が透きとおるお話でした。絵本を読まない友達や弟にもすすめてみようと思います。(18歳・女性・愛読者カードより)
- たまたま手にとった本でしたが、母を亡くした子供の辛く切ない思いがとてもリアルに描かれていると思います。郵便屋さんの手紙を届けるまでの“あ〜ああああ…”という内なる声のつぶやきが私もとても感動しました。息子にも命の大切さがより深くわかったのではと思います。(33歳・女性・愛読者カードより)
- まさおくんの手紙をお母さんのところへ届けることができて本当に良かったと思います。あまんきみこさんの書く文章に黒井さんの絵はなんとも言えない気持ちになります。心にずっしりと重く、その重さは暖かさで、読み聞かせで読んであげたい絵本のいち押しです。小学校の図書事務を始め3年になりますが、読み聞かせで黒井さんの本は必ず読ませて頂いてます。絵のやさしさが何とも言えません。子供達も大好きなんですよ。(45歳・女性・愛読者カードより)
- この本を読んで、心に残ったことがたくさんありました。このお話を読んで思ったのは、人は死んでもその人とすごした日びや、その人の心は消えないということです。この本に出てきたまさお君は、どんなに心が強いだろうと思いました。私は、このお話は大人になっても忘れることができないと思います。また、この本を読んで心にひびいたことを見つけにステキな天の町へ行ってみたいと思います。そして、まさお君みたいに心が強い人になりたいと思います。(10歳・女性・愛読者カードより)
- まさお君が書いた手紙をポトッと郵便受けに入れる事が出来た局長さんの「よかったなあ」の声が聞こえてくるようです。幻想的な文の運びの中に局長さんとまさお君の温かい心の交流が私の胸を熱くしてくれました。「母の死」という現実を知るまで(理解するまで)天の町に住む母が見守っている事を思い、まさお君は周りの人々に支えられ成長して行くと思います。創作ですが、世の中のすべての人がこのような気持ちで助け合い支え合っていたいものです。(83歳・女性・愛読者カードより)
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