
あかね・新えほんシリーズ (29)
忘れても好きだよ おばあちゃん!
もしもおばあちゃんが、アルツハイマーだったら…?
私のおばあちゃんはアルツハイマー病です。だからまわりの人をびっくりさせるようなことをしたり、いろんなことを忘れてしまったりします。私やパパやママのことを忘れてしまうことだってあります。だけど、私がおばあちゃんとお話しすると、とてもよろこびます。絵本を読むとき、おばあちゃんは私をぎゅっとだきしめてくれます。私はおばあちゃんのことが大好きです。だっておばあちゃんにもいいところがいっぱいあるのですから。
- 日本図書館協議会選定図書
- 定価
- 1,760円 (本体1,600円+税)
- 判型・頁数
- A4変型判/25ページ
- ISBN
- 978-4-251-00949-4
- Cコード・NDC
- C8397/NDC943
- 初版
- 2006年10月
- 対象
- 小学校低学年から
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読者のこえ
- 病院の待合室に並べられていた本です。読んで心暖まる気がしました。また私もこのおばあちゃんの様な道をたどるかもしれないと思いました。女の子は心優しい良い子ですね。アルツハイマーの人に接する時の参考になりそうです。人間の一生について考えさせられる本です。挿し絵も良いですね。(58歳・女性・愛読者カードより)
- 私の家には88歳の母がいます。独立した息子からみれば祖母です。ある時息子の友達が来て「えーお前んとこおばあちゃんいるの!!」とビックリしていて「えーお前とこおれへんの」。この会話を聞いて祖母が喜んでいたことを思い出しました。今は元気ですが本当に老いて行くアルツハイマー等いろいろ心配の多い(私自身も50歳ですので)ことですが、なんか希望のみえる、あたたかな絵本でした。小学校に絵本を読みにいく活動をしていますが是非子供達に知ってふれて欲しいなァーと思いました。(50歳・女性・愛読者カードより)
- 実母が認知症で施設に入居しています。昔ばなし等のよみきかせを好み、楽しそうに聞いてくれます。その時の表情は、穏やかで不安感がないようです。認知症の方の不安感、接し方がこの本の中には書かれており、スキンシップ、自尊心の尊重、孤立感を与えないような対応を学ばさせてもらい、子供はもちろん、大人にもよい勉強になります。(43歳・女性・愛読者カードより)
- 私の祖父母が認知症です。この本に出会い、もっと早くに読めていたら2人への関わり方も変わっていたと思いました。祖父は亡くなり、祖母はもうわからないくらいになってしまったけれど、子どもたちに読み聞かせたいと思います。(38歳・女性・愛読者カードより)
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