あかね・新えほんシリーズ (27)
わたしたち手で話します
耳の不自由な人についてよく知ることのできる絵本
ある日、耳の不自由な少女リーザが広場へ行くと、子供達がサッカーをしていました。子供達はリーザに話しかけますが、リーザには、伝わりません。そこへ一人の男の子、トーマスがリーザに手話で話しかけます。二人を見ていた子供達も、手話に興味をもち始め、耳の不自由な両親をもつトーマスの家へ、みんなで遊びに行くことになりました。
- 日本図書館協議会選定図書
- 厚生労働省社会保障審議会推薦図書
- 定価
- 1,760円 (本体1,600円+税)
- 判型・頁数
- A4変型判/25ページ
- ISBN
- 978-4-251-00947-0
- Cコード・NDC
- C8397/NDC943
- 初版
- 2006年1月
- 対象
- 小学校低学年から
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読者のこえ
- 子どもと図書館へ行った時見つけて読みました。自分の子供もこの本の中の子供の様に誰にでもやさしくできる子になってくれたらと思います。(38歳・男性・愛読者カードより)
- 私が探していた「あったらいいなこんな本」に出会えたという感じです。店頭ですぐに読み、購入しました。耳が不自由な人の暮らしが少しでもわかってもらえたらいいなと思います。手話はしないけれど、耳の不自由な人たちも同じ思いです。たくさんの子どもに親に読んでもらいたいです。(女性・愛読者カードより)
- 子どもたちは総合の時間などで手話を勉強しますが、それが実際にどう使われているのかは知らないと思います。この絵本は耳の不自由な女の子が主人公で、その日常が描かれ、手話だけでなく、耳が聞こえない人、聞こえないことがどんなことなのかよくわかります。自然にうけとめることができるのではないでしょうか。こういう視点で書かれた絵本は少ないので、画期的だと思いました。(55歳・女性・愛読者カードより)
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