読書の時間 (14)

和算の道をひらけ! 江戸の数学ブームをおこした吉田光由

鳴海風 作/おとないちあき

読書の時間 (14)

和算の道をひらけ! 江戸の数学ブームをおこした吉田光由

鳴海風 作/おとないちあき

江戸時代はじめ、角倉素庵たちの河川工事を見ていた少年吉田光由は、「たった5か月の工事で、船が来るなんて」と憧れを抱く。公共事業のためには算法を極めることが必要だと説かれた光由は、熱い気持ちを胸に学問に取り組み、やがて今も農業用水路として残る菖蒲谷隧道と、関孝和を生む江戸の数学ブームのきっかけとなった算法入門書『塵劫記』という大きな社会貢献を残した。激動の時代のなか志高く生きた歴史物語。

  • 全国学校図書館協議会選定図書
定価
1,540円 (本体1,400円+税)
判型・頁数
A5変型判/21×16cm/188ページ
ISBN
978-4-251-04484-6
Cコード・NDC
C8393/NDC913
初版
2022年12月
対象
小学校高学年から

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