
日本の昔話えほん (10)
いっすんぼうし
世界一りっぱなお婿さんは誰?
伝承によって内容の異なる『一寸法師』には、計略で出世するタイプもありますが、山下明生版では、自らの力で正々堂々と幸せを得る物語。体の小さな一寸法師が、知恵と勇気で道を切り開き、成功をつかんでいく様子をわかりやすく表現しています。そして、一寸法師のサイズで見る世界や、独創的な造形の赤鬼と青鬼などを、絵本作家の山本孝がいきいきと力強く描き、冒険物語の楽しさにあふれた昔話絵本に仕上げています。
- 定価
- 1,430円 (本体1,300円+税)
- 判型・頁数
- B5判/32ページ
- ISBN
- 978-4-251-01160-2
- Cコード・NDC
- C8793/NDC913
- 初版
- 2011年2月
- 対象
- 就学前から
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読者のこえ
- 一寸法師の原典は、御伽草子という古典。そこからかなり忠実に再話されている。小人がお椀に乗って川をノボルなどありえないのだが、大阪から京都へ行くのに、川岸をちびちび上ればなるほど一番安全そうだし、子供時代は小さかったのに大人になったら大きくて驚くことはよくある。出来事を大きくふくらますお手本の話だ。 絵もハッキリクッキリで様々な視力にもありがたい。(すもーるわーるど・57歳・男性)
- 一寸法師の原典は、御伽草子という古典。そこからかなり忠実に再話されている。小人がお椀に乗って川をノボルなどありえないのだが、大阪から京都へ行くのに、川岸をちびちび上ればなるほど一番安全そうだし、子供時代は小さかったのに大人になったら大きくて驚くことはよくある。出来事を大きくふくらますお手本の話だ。 絵もハッキリクッキリで様々な視力にもありがたい。(すもーるわーるど・57歳・女性)
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