
日本の昔話えほん (6)
うらしまたろう
運命に流されていく、美しき浦島の物語
浦島太郎は船で現れた乙姫に誘われて竜宮へ。楽しい日々に、時を忘れていく浦島が、四季をめぐる部屋を目にし……。「古事記」の時代から語りつがれる昔話を、山下明生先生が流されていく若者の物語として再話。太郎を迎えにいく乙姫や、浦島が玉手箱を開けて歳を取ってからの結末が描かれ、余韻の残る物語となっています。町田尚子先生は、幻想的な物語を哀しく美しく描いています。中でも、竜宮での四季のシーンは印象的です。
- 定価
- 1,430円 (本体1,300円+税)
- 判型・頁数
- B5判/32ページ
- ISBN
- 978-4-251-01156-5
- Cコード・NDC
- C8793/NDC913
- 初版
- 2010年5月
- 対象
- 就学前から
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