
単行本 (39)
まぼろしの薬売り
明治の始め、薬と元気を届けた二人のちょっと不思議な物語
薬売りの時雨と、おともの小雨。明治のはじめ、それぞれ悲しい過去を背負いながら、旅を続けていくふたり。薬のとどかないような町や村で病いに向き合い、人びとと関わっていく。けもののふるまいを見せ始めた娘の秘密と親がくだす決断。病いで全滅したはずの村で悪人がねらうもの。あやまって薬を飲んで死にかける兄につくす懸命の手当て、まぼろしの動物がもたらす奇跡……。さらに時雨の秘密がからむ、謎と不思議の旅物語。
- 全国学校図書館協議会選定基本図書
- 日本図書館協議会選定図書
- 定価
- 1,430円 (本体1,300円+税)
- 判型・頁数
- 四六判/175ページ
- ISBN
- 978-4-251-07303-7
- Cコード・NDC
- C8093/NDC913
- 初版
- 2012年6月
- 対象
- 小学校高学年から
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