ことばとえ (4)
カキワリの劇場
ことばとえ (4)
カキワリの劇場
「自分のことがきらいだ。変わりたい」と考えている男が、まよいこんだ劇場。そこでは、舞台美術の大道具、「カキワリ」だけで展開するショーが行われていた。第一幕は月面、第二幕はニワトリ、第三幕はシーラカンス……。登場するものたちはバラバラ。しかし、別の何かに変わろうとしていることが共通していた。男が見たのは変身願望からの夢なのか、それとも……。劇作家の小林賢太郎が、絵と文を手掛けた絵本。
- 全国学校図書館協議会選定図書
- 定価
- 1,980円 (本体1,800円+税)
- 判型・頁数
- A4変型判／31×21㎝／50ページ
- ISBN
- 978-4-251-05104-2
- Cコード・NDC
- C8793／NDC913
- 初版
- 2023年1月
- 対象
- 小学校中学年から
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読者のこえ
- 絵本を読み終わってから、鳥肌が止まりません。ラストは本当にゾクゾクしました。自分は自分でいい。他の誰かになろうとしなくていい。というメッセージが、心に焼きつきました。（21歳・女性・愛読者カードより）
- 読み終えた後は、爽快感というより、なにかズシッとくるものがありました。何度も読んで、かみしめたくなるような。面白い感覚でした。こばけんさんの世界観はいつも不思議と引きこまれます。（30歳・男性・愛読者カードより）
- 本当に劇場に行って1本の劇を観たかのような感覚になった。ページが進むにつれてどんどんのめりこんでしまった。（25歳・男性・愛読者カードより）
- 息子と一緒に読みました。「えっ？」「おお～」などと言っていました。2度、3度よみ重ねていってます。（8歳・男性・愛読者カードより）
- 大好きな小林賢太郎さんの絵本ということで即購入しました。 物語と絵は勿論、装丁もとても素敵で生涯大切にしたい一冊になりました。 ありがとうございます。（うさぎのしょう・35歳・男性）
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