読書の時間 (12)
マグノリアの森
読書の時間 (12)
マグノリアの森
両親が中国に赴任することになり、奈良に住む祖父のもとへあずけられた小学5年生の卓は、山で暮らす祖父に「宝物」を見せてもらう。それはマグノリアの花咲く森で、祖父が亡き祖母の思い出として植え続けていたものだった。感動した卓は山が大好きになり、植樹を手伝うようになる。祖父との生活で心も体も強くなった卓は、喘息でやめていた合唱をもう一度やってみようと思うのだった。自然に触れる喜びを描いた感動物語。
- 全国学校図書館協議会選定図書
- 定価
- 1,430円 (本体1,300円+税)
- 判型・頁数
- A5変型判/151ページ
- ISBN
- 978-4-251-04482-2
- Cコード・NDC
- C8393/NDC913
- 初版
- 2022年5月
- 対象
- 小学校高学年から
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読者のこえ
- 日常のくり返しの時間が、こんなにも愛おしく感じたことはありませんでした。小さなひとつひとつに大切なことが、何と多いとかと思いました。
電子的な手段なく、テレビも登場せず、それだからこそ、人の言葉や行動や空気感が、愛しさや優しなのだと思い出しました。
自然のなかにたくさんの発見や喜びやおどろきがあることが、目の前に広がるように読みました。(女性・愛読者カードより)
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