いたいのいたいのつかまえて

千葉智江

いたいのいたいのつかまえて

千葉智江

逆上がりの練習でけがをした小二のまなみちゃん。保健室のはるさんに「いたいのいたいのとんでいけ!」してもらうと、かみなりくんがあらわれた。くもの上は、人間がとばした「いたいの」でいっぱいだから、返しにきたという。そんなことがおきたらたいへん、とあわてるまなみちゃんですが…。鉄棒の練習がいやになったまなみちゃんと、雷の練習がきらいなかみなりくんが、おまじないをきっかけに、ちょっぴり成長する話。

定価
1,320円 (本体1,200円+税)
判型・頁数
A5判/22×16cm/64ページ
ISBN
978-4-251-04045-9
Cコード・NDC
C8093/NDC913
初版
2025年10月
対象
小学校低学年から

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読者のこえ

  • 絵も物語もとても暖かくて、読み終わった後もじんわり、じんわり温かな感情が続きました。
    子どもたちはこれから雷が鳴っても怖がることが減りそうです!(8歳・女性・愛読者カードより)
  • 誰でも、痛みを伴う挑戦は嫌だけれど、自分の為、家族の為、社会の為に「いたいのいたいのとんでけ!」と励まし励まされながら頑張っているのだ、ということに気付かされました。小さな出来事のなかに大きくなるための大切な学びが詰まっている、いつの間にか前向きになれるあたたかいお話でした。(41歳・女性・愛読者カードより)
  • 絵も文章も優しく、読むだけでなく読み聞かせをしてあげたら子ども達が喜ぶだろうと思います。読み終わると心がほっこりして、やる気がでてくる楽しい本でした。(66歳・女性・愛読者カードより)