あじわう絵本 (2)

塩男

牧野伊三夫 絵・文

あじわう絵本 (2)

塩男

牧野伊三夫 絵・文

自然豊かな岬のとったんで、海水をくみ上げ、塩をつくる人が、味見をきっかけに見る不思議な世界を描いた絵本。モデルとなった塩田では、組み上げた竹のやぐらに海水をかけ、太陽の熱や海風にさらして濃い塩水をとり、解体工事から出た廃材を燃やしたかまどの火で塩を炊いています。作者は、このときに出た灰に接着剤を混ぜたもので、原画のスミ線を描きました。あとがきでは、実際の塩作りも紹介しています。

  • 全国学校図書館協議会選定図書
定価
1,540円 (本体1,400円+税)
判型・頁数
B5横判/19×26㎝/34ページ
ISBN
978-4-251-01202-9
Cコード・NDC
C8793/NDC913
初版
2023年3月
対象
小学校低学年から

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読者のこえ

  • 「ああ、おれは海になる」塩を口にして、私もそんな気持ちになってみたいなあと心から思いました。塩むすびを食べてながら夕日をあびたい。(45歳・女性・愛読者カードより)

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