日本の昔話えほん (8)

愛らしい鶴女房の悲しい別れの物語

つるのおんがえし

山下明生 文/吉田尚令

つるのおんがえし

日本の昔話えほん (8)

つるのおんがえし

山下明生 文/吉田尚令

愛らしい鶴女房の悲しい別れの物語

原型は中国の唐の時代から語りつがれてきた昔話を、児童文学者の山下明生が再話。鶴を助けた男とその母親の家に女が訪れ、幸せを得るものの、約束を破ることで終わりを迎える物語としました。なぜ女はなぜやってきたのか、どうして男は女の正体をのぞいたのかなど、すべてが明快に進みます。挿絵は気鋭の画家、吉田尚令が担当。幸福をもたらす愛らしい鶴女房に命を吹き込んでいます。ラストの鶴が去るシーンは美しく余韻を残します。

定価
1,430円 (本体1,300円+税)
判型・頁数
B5判/32ページ
ISBN
978-4-251-01158-9
Cコード・NDC
C8793/NDC913
初版
2010年10月
対象
就学前から

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読者のこえ

  • 初めて、しっかりと「つるのおんがえし」を読みました。なぜか泣けてきてしまいました。これからも、昔話を読まなくては、と感じました。(愛読者カードより)
  • 悲しいお話だったけど絵がすてきでした。仲間たちと帰ったつるがしあわせになってほしいです。(10歳・男性・愛読者カードより)

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