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古典と新作 らくご絵本   ねっけつ!怪談部 シリーズ紹介 イベント情報 動画あれこれ
シリーズ紹介
    新しい絵本シリーズの誕生
   
語りつがれる古典落語の魅力と、現代に創作されてきた新作落語を、当代きっての
人気落語家たちの言葉と、多彩な顔ぶれの画家の絵で、1冊ずつ絵本にする試みです。
落語界と絵本界の新しいコラボレーションを、どうぞたっぷりとお楽しみください!

<各定価(本体1,500円+税)/A4変型判(30×22cm)/32頁/小学校低学年から>
     
    魅力の執筆陣
   
シリーズは、全10巻を予定!
2015年4月から2016年12月にかけて刊行します(順番は変更になる可能性があります)。

林家彦いち  <新作落語>『ねっけつ! 怪談部』 ×  加藤休ミ
柳家喬太郎  <新作落語>『ろじうらの伝説』 × ハダタカヒト
林家たい平  <古典落語>『ふどうぼう』 ×  大畑いくの
柳家三三   <古典落語>『王子のきつね』 × 原マスミ
春風亭昇太  <新作落語>『りきしの春』 ×  本秀康
桃月庵白酒  <古典落語>『ぬけすずめ』 × nakaban
三遊亭白鳥  <新作落語>『とのさまと海』 ×  小原秀一
立川志の輔  <新作落語>『モモリン』 × いぬんこ
春風亭一之輔 <新作落語>『だんご屋政談』 ×  石井聖岳
立川談春   <古典落語>『夢金』 × 寺門孝之
     
    シリーズ編者より、ひとこと
   

らくご絵本シリーズの素敵な風に乗って

ざぶとん亭風流企画 ばばけんいち 

春風駘蕩、ああなんて気持ちの良い季節なんだろう。こんな素敵な春風と共に、このらくご絵本シリーズがスタートする。

子どもの心にも風は吹いています。もしかしたら、絵本のページをめくることで、凪いでいる心の中に徐々に風が起こるかもしれません。はじめは微かな風、徐々に元気な風になり、時には激しい風、そして穏やかな風のような余韻。いつの間にか、指の代わりに、心の風がどんどんページをめくる! そんな絵本たちは幸せです。

「古典と新作 らくご絵本」シリーズ10冊は、そんな素敵な風をきっと起こします。だって、落語で表現される人間の面白さは、上質な童話や映画やアニメ作品と同じ価値があるのですから。落語って、笑いでありながら、単なる笑いを越え、人間の本質をみごとに表現する話芸です。その極意を持つ当代きっての実力派師匠たちの名作を、ぜひこの素晴らしい世界観を持った画家さんに描いて欲しい!という我々編集一同の長年の夢が叶った、まさにドリームマッチなのです。

嬉しいなあ…! そんなわけで、全く新しいタイプのらくご絵本シリーズとなりました。子供も大人も存分に楽しめますよ。
ほら! さっそく、シリーズ第一弾『ねっけつ!怪談部』の表紙が「早く開けて〜!」と叫んでいます。 ん? なに?「オレ絵本っすけど、早く開けねえと、自分で本の扉を開けちゃうぜ〜。風よ吹け〜!」ですと! うひゃ〜!

まさに春風駘蕩〜! 皆さーん、よろしくお願いしまーす。

     
   
プロフィール

編・ばば けんいち <馬場憲一>
1957 年、山梨県生まれ。慶応大学文学部卒。『志の輔・宗久 風流らくご問答』(文春文庫)、『一之輔 高座に粗忽の釘を打つ』『白酒ひとり 壺中の天』(白夜書房)など企画編集。落語・ロック・演劇をブリコラージュした独特なライブで定評のある「ざぶとん亭風流企画」主宰。
 
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