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古典と新作 らくご絵本   ねっけつ!怪談部 シリーズ紹介 イベント情報 動画あれこれ
ねっけつ!怪談部
     
ねっけつ!怪談部
 
古典と新作 らくご絵本 (1)
ねっけつ! 怪談部
定価1,620円 (本体1,500円+税)
 
シリーズの記念的1作目は、林家彦いちの新作落語から『ねっけつ! 怪談部』! 絵は『ももたろう』も描いた異能のクレヨン画家・加藤休ミ! 気合いあふれるおふたりに、この絵本を制作した感想を聞きました。
 
ストーリー
ある小学校に、熱血指導の先生が現れた! なんと怪談話をする部活の、顧問の先生なのだ。だらしない部員をつぎつぎしごいていくうち、おどろきの結末が待ちうける! おもしろくて、ちょっぴりゾッとする噺を、迫力の絵で!!!
     


彦いち師匠ph  

大人が面白い『驚き』は子供も面白い

落語家 林家彦いち

落語を作るとき、時にははっきりと、時には自分だけにしかわからない内緒の絵を浮かべながら作ります。実は絵本化されるときにそれはそれはドキドキしておりました。僕の頭の中を覗かれる・・・・そしてそれが画になりページがめくられてゆく・・・。

加藤休ミさんの「おさかないちば」のブリとヒラメの枠を飛び越えた迫力に魅了され、この方に「ねっけつ!怪談部」の「のっぺらぼう」を描いていただいたら・・・と想像したら気持ちがワクワクに変わったのです。

そして、この度完成いたしましたぁ! ページをめくるたびに「驚き」に包まれること請け合い! 休ミさんの強くてしなやかなあの絵が飛び出して参ります。おっとどっこい、彦いちの物語も負けてないぜぇぇ!!! ふふふ・・・。

完成するまでのやりとりもとっても楽しいものでした。「1+1」が2でないこともわかる一冊です。是非お手にとっていただければ幸いです。
自分で言っちゃいけませんが・・・・ここだけの話、ほんとうにオモシロイですよ〜〜〜。



加藤休ミph  

怪談ばなし部員になりたいな〜

クレヨン画家 加藤休ミ

ある寒い季節に、東京の寄席で彦いち師匠の高座にかかった絵本の元噺「熱血怪談部」を聞かせていただきました。それは絵がパ〜っと浮かんでくる語り口。これは描きたいぞ!と大いに興奮しました。

当人はいたって真面目であるが間の抜けた可笑しなことをする生徒達や、学校の雰囲気も。砂かけ婆のが強く印象に残っていて、これを落語の雰囲気のまま絵にするにはどんな風にすると面白く伝わるか・・・ニタニタとラフを考えながら帰宅したのを覚えています。

落語は言葉だけで絵の部分はそれぞれが想像して感じとるものです。それを私が実際に絵を描かせていただけたのですからとっても光栄なこと。
落語ファンの人には羨ましい作業ではないかと思っています。




 
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