あかね書房・復刊創作幼年童話 |
1970年代において、「幼年童話」という分野を創出し、そのスタイルを確立した名作の数々が待望の復刊。いずれも刊行当時から高い評価を受けてきた幼年童話の傑作ばかりです。
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どうぶつえんができた
ねこがたまごをペロッ、そのねこをいたちが、きつねが、とらが…そして、みんなおなかがいたくなって──。
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おしゃべりゆわかし
おもちゃたちのだいじなおひめさまが冷ぞうこの中です! パトカーやロボットなどみんなでたすけにいきます。
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おひさまどうしたの
きこちゃんがめをさますと空がまっくら! 悪いねこがおひさまを病気にしたらしい! きこちゃんは空のねこたいじにいきます。
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このつぎなあに
ばけるのがへたなたぬきは、いつもしっぱいばかりしています。でもおじいさんは、そんなたぬきが大すきです!
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もりのおいしゃさん
おっちら先生は、森の中の家でしずかにくらそうと思ったのです。ところが、びょうきのどうぶつがおしかけてきておおさわぎです!
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はらぺこおなべ
ごちそうづくりにあきたおなべは、あたしもたべようと、ぱくぱくはじめたけど、いくらたべてもおなかはペコペコ。
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ジオジオのたんじょうび
ライオンのジオジオはおかしなら何でもすきです。70さいのたんじょうびにできたケーキはダンプのタイヤより大きなくらいです。
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スカンクプイプイ
スカンクのプイプイが、いまいちばんほしいものは、雨あがりにみた赤い風ぐるま。ぷいぷいは町へ風ぐるまをさがしに…。
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つみつみニャー
- 長 新太 作・絵
- 定価1,430円 (本体1,300円+税)/5歳から/ISBN978-4-251-03532-5
ぼくのつみ木はふしぎなつみ木。とうさんのあたまにねこをつんだり、おまわりさんのあたまにじどうしゃをつんだり! それから…。
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ジオジオのパンやさん
らいおんのジオジオがパンやさんをひらきました。きりんパンに、しまうまパン、どせいパンに、ほうきぼしパンまであります!
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じゃんけんねこ
原っぱで、じゃんけんしようという、ふしぎなねこにであったたっちゃんは……。さわやかなファンタジー。
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どれみふぁけろけろ
- 東 君平 作・絵
- 定価1,430円 (本体1,300円+税)/5歳から/ISBN978-4-251-00684-4
泳ぎのにがてなたっくんが、ある日、あおがえるとなかよしになりました。そして、かえるの先生に泳ぎ方を教わりました。
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ぺろぺろん
ぺろちゃんは、かわいいへびの女の子。歩きながらいろいろな生き物とお話しします。しかし、ぜったいに舌を出すまいと決心して…。
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おつきさまになりたい
ぼくが学校の帰りに出会ったのは、気球にも海鳥にもなれるふしぎな犬。だけど、たったひとつだけ、なれないものがあるんだって。
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ガヤガヤムッツリ
- 舟崎克彦 作・絵
- 定価1,045円 (本体950円+税)/5歳から/ISBN978-4-251-03521-9
ふたりになりたいガヤガヤと、ひとりになれないムッツリのおかしなおかしな物語。それは、ふたりの誕生日の朝に始まった!
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カンガルーのルーおばさん
カンガルーのルーおばさんは、おなかの袋をつかって「あずかりや」をはじめました。はりがみを見て、最初にやってきたのは…。
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みりとミミのひみつのじかん
みりはひとりでお留守番。ぬいぐるみのミミといっしょにケーキを焼いたら、ふくらみ続けて、くじらみたいに大きくなっちゃった!
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ふうたのはなまつり
子どもたちが花かんむりで遊んでいるのを見て、子ぎつねのふうたもほしくなりました。おかあさんぎつねにたのんだのですが…。
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マコチンとマコタン
マコチンの弟のあだ名はマコタン。ふたりといっしょに遊んだりいたずらしている気持ちになってくる、元気で楽しいお話です。
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ぷかぷかとうのぼうけん
学校を休んでいたたろうちゃんは、ぷかぷかとうにのって、南極まで旅した話をみんなに聞かせてくれました。そのしょうこに…。
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ちょびひげらいおん
- 長 新太 作・絵
- 定価1,430円 (本体1,300円+税)/5歳から/ISBN978-4-251-00670-7
ラーメンみたいに長いひげをもつ、へんならいおんがいた。へびにかみつかれたり、木にまきついたり、もう大変! 最後には…。
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みるくぱんぼうや
おなべのみるくぱんぼうやは、小さくたって夢がいっぱい! もっと広い世界が知りたくて、長い長い冒険の旅へでかけました。
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ふたごのでんしゃ
電車の「べんけい」と「うしわか」は、ふたごの電車。いつも元気に出発進行! ところが電車通りを自動車が走るようになって…。
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でかたんみみたんぽんたん
- やなせたかし 作・絵
- 定価1,045円 (本体950円+税)/5歳から/ISBN978-4-251-00661-5
てのひら森の人気者は、かばのでかたん、うさぎのみみたん、さるのぽんたんです。なかよし三人組のゆかいなお話です。
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ねこルパンさんとしろいふね
ひとりぐらしのハルおばさんと、心やさしい二ひきののらねこ、くろルパンさんとちゃルパンさんとの友情を、さわやかに描きます。
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パパがくまになるとき
ねているパパって、くまみたい。もしゃもしゃのあたまで、いびきのたびにおふとんがふるえるの。もし、パパがくまだったら……。
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おいしゃさんなんかこわくない
くまのぼうやは、ぐあいがわるい。そこで、かあさんぐまは、ぼうやをおいしゃさんにつれていきますが…。幼児が体験する病院での不安や驚きをこまやかなタッチで描きます。
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おかいものだあいすき
くまたくんは、おかあさんと、スーパーへおかいものにやってきました。くまたくんは、おかいものがだあいすき。ところが…。幼児の心理を鮮やかに描きます。
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ちいさくなったぞう
いじわるばかりするぞうの“ボビィ”が、赤いきのこをたべると、体が小さくなってしまいました。しかえししようとするどうぶつたちからにげだしたボビィは…。
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めんどりのコッコおばさん
おひとよしなめんどりのコッコおばさんと、なきべそをかいたかみなりさまや、おつきさまをたべたねこくん、ゆきだるまさんたちとの、明るくおおらかなお話。
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あこちゃんは一ねんせい
あこちゃんは、きょうから一年生。友だちができるかなと、不安です。新一年生の期待と不安な心理を明るく描きます。
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カラッポのはなし
タツオはかたづけをしないで、おかあさんにしかられました。こまっていると、目のまえの本ばこがひとりでにかたづいていきます!
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一年生になったぞワン
さぶちゃんが、一年生になったらきゅうにいばりだしたのです。子犬のテモは、ふしぎにおもって、そっと学校へいってみました。
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しのはきょろきょろ
5歳のしのは、デパートを一人で探検。そこで本物の「さくらんぼ姫」に出会って…!? 谷川俊太郎と和田誠による傑作幼年童話の復刊!(1969年5月初版)