みどりのカーテンをつくろう

近年、注目の緑のカーテン。ゴーヤの蔦葉の陰は、体感温度を下げてくれます。緑のカーテンの作り方や効果を絵本で、やさしくお伝えします!菊本るり子 作/のぐちようこ 絵

緑のカーテンとは

ベランダや庭の窓辺にプランターを置いて、ゴーヤーなどのツル系の植物を育てて作る、カーテン状の日除けを"緑のカーテン" といいます。お住まいの地域の気温にもよりますが、春先から初夏ころが植えどきで、暑い盛りにぐんぐんと葉を伸ばし、 実を収穫する楽しみも見逃せません! 直接できる日陰が涼しいだけではなく、カーテン越しの部屋での体感温度まで違うこと には驚かされます。ちょっとしたポイントさえ押さえれば、園芸がはじめての方でもかんたんに育てられるところが魅力です!

1冊あたり100円の寄付

2011年3月に起きた東日本大震災を受け、電力消費にも無関心ではいられない現状があります。本書は「植物の力を借りて、 夏を涼しく乗り切りませんか」という提案を込めた絵本です。被災地への応援として、1冊のお買い上げにつき100円を寄付しています。2014年3月までは、作者の菊本るり子さんも活動されている「NPO法人緑のカーテン応援団」が企画・運営する「『仮設住宅×緑のカーテン』プロジェクト」へお送りします。それ以降の重版でも、復興の進捗に応じた被災地支援策を検討 して、1冊100円の寄付を続けていきます。

「仮設住宅×緑のカーテン」プロジェクトとは?

東日本大震災の被災者の方が住まわれる仮設住宅に、緑のカーテンを設置するボランティアです。NPO法人緑のカーテン応援団が企画・運営しています。2011年には1635戸への設置を果たしました。仮設住宅における緑のカーテンは、涼しさを提供するだけでなく、水やりなどコミュニティでの交流や、ほどよい目隠し効果などプライバシーの保護にも役立つと考えています。継続的な支援と、成功し、喜んでもらえる緑のカーテン作りを目指して活動しています。

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