あかね・ブックライブラリー (16)

“灰色の魔女”というあだ名のオーバって、何者?

花ざかりの家の魔女

河原潤子 作/岡本 順

花ざかりの家の魔女

あかね・ブックライブラリー (16)

花ざかりの家の魔女

河原潤子 作/岡本 順

“灰色の魔女”というあだ名のオーバって、何者?

ある夜ミクは、親達が「オーバ」のことで、深刻に話をしているのを耳にします。オーバは、父の大おばさんです。戦前から小学校の先生をしていましたが、厳しくて、子ども達から「灰色の魔女」とあだ名をつけられたそうです。最近独り暮らしが無理になり、同居するかもしれません。ミクは、クラスの男子とバスに乗り、オーバーの家を探しに出かけました…。少女が孤独な老婆に接し、しだいに愛情を感じていく、滋味深い読み物です。

定価
1,430円 (本体1,300円+税)
判型・頁数
A5変型判/141ページ
ISBN
978-4-251-04196-8
Cコード・NDC
C8393/NDC913
初版
2008年3月
対象
小学校高学年から

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